七夕菊乃 in コミックス「Q.E.D. iff」&「C.M.B.」加藤元浩・著

七夕菊乃 in コミックス

小説「捕まえたもん勝ち!」シリーズは、
マンガでも読むことができます。

現在、少年マガジン系列で絶賛連載中の
Q.E.D iff -証明終了-」(少年マガジンR)と、
C.M.B. 森羅博物館の事件目録」(月刊少年マガジン)
において、夢のコラボが実現しました。

捕まえたもん勝ち!」の主人公、
“キック”こと七夕菊乃が、マンガのキャラとして
登場したのは今までに3回ほど。(2019年6月現在)

これからさらに共演を重ねていただけるよう
加藤元浩先生を熱烈に応援していきましょう!

「C.M.B.」vol.33-Op.109「見えない射手 Invisible Archer」

都内の小劇場。
「熱帯のリア王」を熱演していた劇団長が、
矢で心臓を射貫かれ、ステージの上で死亡しました。

しかし事件の直前、
団長の後ろに人影はありませんでした。

そして、観客を足止めして
持ち物検査をしたにもかかわらず
凶器の弓を見つけることができませんでした。

犯人はどこから矢を射たのか。
そして凶器をどこへ隠したのか。

煮詰まっているキックを見かねた上司は
榊森羅(さかき・しんら)くんを紹介してくれます。

大英博物館がその叡智を認め、
絶大な権限を与えているという
いわく付きの天才少年です。

そのさい「何か手みやげが必要」と言われ、
ケーキを持っていくのですが、
「手みやげ」の方向性を間違えたようで、
顰蹙を買ってしまうキックでした。

それでも捜査に協力してくれた森羅くん。
おかげで事件はぶじ解決しました。

しかし、キックがお礼に贈ったおみやげは
森羅くんのハートを射貫くどころか
またもやあさっての方向に飛んでいってしまい、
さらなる顰蹙を買ってしまうのでした。

クライマックスは雨の夜、
屋上における犯人の逮捕劇。
キックの鮮やかな回し蹴りが炸裂します。

「C.M.B.」vol.36-Op.119「かすみ荘事件 Kasumi so Case」

刑事もベテランになると、
いろいろな情報網をもつようになります。
いわゆるタレコミ屋もそのひとつ。

しかしすべての情報が
信ずるに足るわけではありません。

ではその真偽は
どうやって見極めたらいいのか。

先輩たちは「勘」の一言で片付けます。
しかし新人のキックにそんなものが
備わっているはずもなく、バカ正直に
一つ一つ当たっていくよりほかありません。

かすみ荘の大家さんが行方不明らしい、
というタレコミ情報を得たキック。

捜査を進めていくうち、
どうやら地上げ屋が関わる事件に
巻きこまれたらしいとの結論に至ります。

地上げ屋のところから採取した土を、
キックは森羅くんに分析してもらいます。

 

博物館ってそういうのやる所じゃないんだけど

と言いつつも、ちゃんと協力してくれる森羅くん。

おかげで事件現場も特定でき、解決……と思いきや、
事態は急変、まるでネガフィルムが一瞬にして
反転したかのような驚愕の真実が最後に姿を現わします。

「Q.E.D. iff」vol.05「不完全な密室」

元検事が自宅で刺殺されました。
家の中は「半」密室状態でした。

「半」というのは家の中で
看護師が失神していたからです。

当然、この人が怪しいということになり、
いったんは逮捕されたのですが、
水原警部のていねいな捜査により、
殺害場所は別の場所だった可能性が出てきました。

水原警部という人は、警視庁捜査一課に
何度もスカウトされるほど有能な刑事さんです。

そんな優秀な警部がいる咲坂署ですが、
誤認逮捕があったり、
いったん提出した証拠を取り下げたりと、
ずさんな点が見受けられます。

咲坂署の内部に問題がひそんでいるのではないか。

ということで捜査一課に配属されている
キックが出向くことになります。

水原警部とは初対面のはずですが、
七夕菊乃という名前をすでにどこかで聞き及んでいる様子。

 

お前さんが「キック」か!

と水原警部に気付かれ、
上司を蹴り倒したウワサがここまで聞こえているのか!
と慌てふためくキックが可愛いです。

水原警部の娘さんが可奈ちゃん。
可奈ちゃんのクラスメイトが、
燈馬想(とうま・そう)くん。

いわずと知れた、15歳にしてMIT
(マサチューセッツ工科大学)を
卒業したという超天才少年です。

燈馬くん、そして水原警部という
強力な味方を得て、キックが真相へと迫っていきます。

本作は、警察の闇に深く切り込んだ問題作と思います。
ここに描かれたような悪徳刑事が
現実にいないとも限りません。

世界的に見れば、日本は最高に治安の良い国ということになるわけで、
その点は素直に警察の皆さんに敬意を表します。

それはそれとして「権力」が不当に行使されることのないよう、
私たちが普段から目を光らせていないといけない
と、本作を読んで痛切に感じました。

「Q.E.D. iff -証明終了-」 1話目が試し読みできます!

 
「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」 1話目が試し読みできます!

「Q.E.D iff」と「C.M.B.」、それぞれの雄、
燈馬くんと森羅くんが、無情にも
国際法廷を舞台に、“激突”したエピソードが、
以下のYouTube動画で紹介されています。

 

〈加藤元浩先生 関連記事〉

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」シリーズ

そしてフィナーレへ──。加藤元浩「C.M.B. 森羅博物館の事件目録<Op.145 C.M.B.殺人事件>」(月マガ2020.01-05)

マウ、森羅にすがる。加藤元浩・著「C.M.B. -カメオグラス-」月マガ2019年12月号感想

加藤元浩・著「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」42巻「月下美人」感想

幸せは香りを放つ。「C.M.B.『歯医者』」加藤元浩・著(月マガ2019年11月号)感想

ガラスの地球が壊れる前に。「C.M.B.『透明魚』」加藤元浩・著(月マガ2019年10月号)

“彼女の名誉を守れ”「C.M.B.『気の合わないヤツ』」加藤元浩・著(月マガ2019年9月号)感想

泥の中に咲く蓮。「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」‘死体がない!’ 加藤元浩・著

蛇行する“石”の謎。「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第41巻 加藤元浩・著

超弩級の連作短篇マンガ「C.M.B.森羅博物館の事件目録」加藤元浩・著
「Q.E.D. 証明終了」シリーズ

加藤元浩「Q.E.D.iff-証明終了-」<時計塔>(マガジンR2020年3、4号)あらすじ&感想

“AI”が見つめる彼方にあるもの。加藤元浩・著「Q.E.D. iff -証明終了-(15)」より。

山伏村殺人行。加藤元浩・著『その世界』「Q.E.D. iff」(マガジンR2019年6号)

復讐はショパンの調べ。「1億円と旅する男」感想「Q.E.D. iff -証明終了-」加藤元浩・著

美しい思い出だけを。「メモリ」感想「Q.E.D. iff -証明終了-」加藤元浩・著

女盗賊“ルージュ”の完全犯罪。「Q.E.D. iff -証明終了-」第13巻。加藤元浩・著

面白マンガ6冊。「Q.E.D.」加藤元浩、「ブルー・ジャイアント」石塚真一、他。
 
 
「捕まえたもん勝ち!」シリーズ

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