2015-09

no_category

映画『港の日本娘』(1933・日本) ネタバレ感想。

本日は、26歳という若さで惜しまれつつ世を去った女優、及川道子(1911-1938)の命日ということで、残された数少ない作品の中から『港の日本娘』を鑑賞した。 横浜(ハマ)、恋愛(こひ)などの字幕がなんとも洒落ている。 ときにはフォントの...
no_category

『スパルタカス』(1960・アメリカ)が想像以上に凄い件について

本日はトニー・カーティスの命日ということで、『スパルタカス』を観賞。 主演はカーク・ダグラスで、トニーは脇役だが。 なんと物語が始まるまで前奏だのなんだので、6分以上も待たねばならない。 これはつらい3時間16分になるかと思われたが、話が...
no_category

『サイコ』(1960・アメリカ) ひゃん、ひゃん、ひゃん…。

バイオリンが奏でる「ひゃん、ひゃん、ひゃん」の不協和音をバックに、シャワー室の女性がめった刺しにされる…『サイコ』といえば、多くの人がこのシーンを思い浮かべるだろう。 久々に見返してみると、映画のメイン・テーマは気弱な青年ノーマン(アンソ...
no_category

『エノケンの孫悟空 前篇・后篇』(1940・日本) 中村メイコ、才気煥発。

ときにはディズニー風、ときにはSF風、大人から子どもまで楽しめる造りになっている。 が、いかんせん歌と踊りが凡庸。 本作の前年に創られたシネ・オペレッタ『鴛鴦(おしどり)歌合戦』(監督=マキノ正博)の完成度には遠く及ばない。 歌も踊りも笑...
no_category

仲宗根政善・著「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」からの伝言

現在発売されているのは1995年版で、いま私の手元にあるのは1980年版と1951年版である。 本書を読んだ当時は1951年版(タイトルは『沖縄の悲劇』)の存在しか知らず、旧漢字に四苦八苦しながら読んだものだ。 ところが、読みやすくなった...
no_category

映画『我等の町』(1947) 高校生カップルを応援する町の人たち。

本日はサム・ウッド監督(1883-1949)の命日ということで『我等の町 OUR TOWN』を観た。 「淀川長治 映画の世界 名作DVDコレクション vol.16」付属のDVDをセットすると、淀川翁が立ち現われ、名調子で解説をしてくださる。...
no_category

「教える力」井村雅代・著|困ったときの井村頼み。

(2013年4月に刊行された本です。現在とは状況が異なっておりますことをご了承ください) 日本のシンクロナイズド・スイミング界の育ての親、井村雅代がなぜ中国のナショナル・コーチに就任することになったのか。 そのいきさつが本書を読んでよくわ...
no_category

遠い思い出ほど美しい『虹色ほたる―永遠の夏休み―』(2012)

アニメ映画。 監督は宇田鋼之介。 原作は川口雅幸。 まずは何といっても背景美術が素晴らしかった。 見ているだけで森林浴気分にひたれるほど。 キャラクターもほどよくシンプルで、好印象。 もうすぐダムの底に沈んでしまう、昭和50年代のとある...
no_category

映画『男性対女性』(1936) メガネッ子、田中絹代。

※ トップのイラスト写真は映画とは無関係です。 明日、9月18日は島津保次郎監督の命日。(1897-1945) ということで『男性対女性』を観賞した。 高峰秀子の顔が見える。 あるときはチャイニーズ・ドレス姿、またあるときは劇場の観客と...
no_category

『河内山宗俊』(1936・日本)神話を解体せよ

明日は山中貞雄(1909~1938)の命日ということで『河内山宗春』を観てみた。 音声が聞き取りづらいが、DVDは字幕付き。 親切設計がうれしい。 スポンスポンと話が転がっていくのが気持ちよい。 だが軽快なテンポとはうらはらに、出てくる...
no_category

『良人の貞操』(1937・日本)|カメラに背を向ける食卓シーン。

妻の親友と良人(おっと)が不倫…というのは実際よくありそう。 このいかにも危うい二人を、高峰秀子と清川虹子が「猫にカツオ節」に例えている。 うーん、うまいこと言う。 せっかくの肉親からのご忠告を、正妻(…考えてみたらすごい言葉だ)である千...
no_category

『名刀美女丸』(1945) モノクロームの陰影は美しいが……。

監督=溝口健二、原作=川口松太郎、ヒロイン=山田五十鈴、と大物がそろっているわりには凡作…というウワサは耳に入っていた。 ウワサは本当だった。 でも良いところもないではない。 モノクロの陰翳が綺麗。 山田五十鈴が綺麗。 …まあこんなと...
no_category

『稲妻』(1952) 高峰秀子、香川京子にひけをとらぬ三浦光子の輝き。

父親がみんな違う一男三女の兄弟のお話。 高峰秀子は三女を演じる。 長女役の村田知英子があまりにも憎たらしいので、途中で観るのがイヤになった───これは褒め言葉です。 あれ、たしかテロップに香川京子の名前があったよなあと思いながら見ている...
no_category

『猟銃』(1961・日本)|山本富士子のモノクロームの瞳。

つつましい日本女性の鑑のような山本富士子が愛人、シャープな顔立ちで自由奔放な雰囲気を持つ岡田茉莉子が本妻という、キャラクターのイメージとは逆の役柄が面白さを倍増させている。 さすがは五所平之助監督、目の付け所がシャープです。とか言っている場...
no_category

見えない「升田のごとく」後藤敏彦・著を探しつづけて

タイトルとURLをコピーしました