2015-05

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知らなかった! 吉川潮・著「芸人という生きもの」の謎

総勢30人の芸人・俳優が取りあげられている。 中には緒形拳、勝新太郎などの名も。 230ページほどの本だが、中身は濃い。 著者がつちかってきた交友がものをいっている。 初めて知る話が沢山あった。 ・ビートたけしの「~だっての」という口癖は、前田隣という芸人のが移ったものだった。 ・桂あやめは、連続殺人犯に殺されかけたことがある。 ・「笑点」の大喜利ネタは構成作家が書いている。 ・玉置宏が席亭を務めていたNHK「ラジオ名人寄席」が突然放送終了した理由は、元TBSディレクターの糾弾によるものだった。 etc... 演芸通の方にとっては、「何を今さら」だろうけれど、私には驚きの話だった。
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『許されざる者』(1992) ジョン・フォード、ドン・シーゲル、クリント・イーストウッドという正当なる系譜。

現代の倫理観で描いた西部劇。 いつまでもジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダじゃないだろうということか。 娼婦の顔を切り裂いた男たちが、ジーン・ハックマン扮する保安官によって裁かれるが、裁定が軽すぎると、女たちは納得がいかない。 そこで自分たちで金を出し合って賞金をかけることに。 そこでクリント・イーストウッドとモーガン・フリーマンが老骨にむち打って、首を討ちに立ち上がるというお話。 貧乏農場主のイーストウッド。 豚に引きずられたり、馬に乗れなかったり、弾が当たらなかったりと、かっこ悪いことこの上ない。
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映画『コンドル』(1975・アメリカ)|ネタバレ感想。

明日はシドニー・ポラック監督の命日。 『愛と哀しみの果て』(1985)でアカデミー監督賞を受賞、 他にも『追憶』『トッツィー』『ザ・ファーム 法律事務所』 などの名作を数多く残した。 (没年月日 2008年5月26日 満73歳没 ウィキペデ...
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人間やめますか、『巴里の女性』(1923・アメリカ)やめますか

あのエルンスト・ルビッチが衝撃を受けたと言うくらいだから、当時としては斬新な演出がふんだんに盛り込まれているのだろう。 その後、猫も杓子もマネしまくったせいか、今やどこが革新的だったのか分からなくなってしまい、う~んと首をかしげてしまうが。 あらすじは単純。(ネタバレあります!) パリへ駆け落ちしようとする若いカップル。 彼氏のジャンが行けなくなり、マリーは一人で汽車に乗り込む。
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映画『復讐は俺に任せろ』(1953・アメリカ)が人道主義を超える日

あらすじ (ネタバレあります!) ダンカンという警察署員が自殺する。 かたわらに警察上層部と悪の組織との癒着を告発した書状を残して。 だが夫人(ジャネット・ノーラン)は自分の懐に入れてしまう。 この書状が打ち出の小槌になり得ることに気づ...
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『夢の中の恐怖』(1945・イギリス)のあいだには

連作短編集のような味わいの映画。 最後にいちおう、まとめのオチがつく。 やり過ぎず、かといって覚めすぎず、ちょうどいい塩梅のファンタジーホラーに仕上がっている。 「世にも奇妙な物語」とか「トワイライト・ゾーン」のような…と形容したいところだけれど、あそこまでは店を広げていない。そこに好感が持てる。 今これを読んでくださっているあなたと私がいるこの世界は本当に現実なのか、それとも誰かに見せられている夢なのか。 死後の世界はあるのかないのか、 生まれ変わりはあるのかないのか、 運命は決まっているのかいないのか。
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『稲妻草紙』(1951) 阪妻流活人剣“イナズマ”

明日、5月21日は稲垣浩監督の命日ということで (1980年5月21満74歳没 ※Wikipediaより) 『稲妻草紙』を観てみた。 本作には印象的なシーンがいくつもあった。 まず、阪妻が太鼓を叩くシーン。これはジェスチャのみ。 それから阪妻、田中絹代、木暮実千代の3人が屋台で楽しげに一杯やるところ。 そして忘れられないのは、阪妻と田中が雨宿りをしているシーン。 阪妻の笠をかぶっておどけてみせる田中絹代が可愛い。 続けてうなじのアップ、そして素足…これは阪妻の視線。 見とれていた阪妻、ハッと我に返る。 そして距離を詰めようと寄っていくのだが、田中はさりげなくかわす。 つつましさの中に激しさを秘めた大人の男の情愛が行き場を失うさまが何とも切ない。
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「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」第12話感想「オレは間違ってなんかいない!」

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「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」第11話感想「抜いてやる、絶対に抜いてやる!」

バンダイチャンネルでは2015年5月19日まで、「3日間無料おためし体験」キャンペーンを実施中! アニメ・特撮見放題サービス|アニメ・動画配信 / バンダイチャンネル 第11話 「アメリカ第1戦決勝」 ワールドグランプリ第1戦決勝。 ハヤト(金丸淳一)は7番グリッド。 絶妙のスタートを切ったハヤト、 一瞬、目の前に現われた勝利のラインを見逃さず、一気に6台をごぼう抜き、トップに出る。 …この時、無音状態になる演出がにくい。 見ている者の集中力と緊張感を一気に高める。 この音に緩急をつける手法は全編にわたって使われ、著しい効果を上げている。
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「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」第10話感想「行け、ハヤト!」

バンダイチャンネルでは2015年5月19日まで、「3日間無料おためし体験」キャンペーンを実施中! アニメ・特撮見放題サービス|アニメ・動画配信 / バンダイチャンネル 第10話 「ワールドグランプリ開催」 ワールドグランプリ第1戦が行なわれるアメリカ、グランドキャニオン。 高低差の激しさがブレーキをいじめ抜く、クラッシュ必至の厳しいコースだ。 スゴウアスラーダチーム一行はコース下見を終え、レストランでステーキ・パーティーを楽しむ。 スゴウのトレーラーが駐まっているのを見て、こっそりレストランに入ってきた男がいた。 ハヤト(金丸淳一)と同じくワールドグランプリ初参戦のナイト・シューマッハ(速水奨)である。 レストランなのにコーヒーしか注文しないシューマッハに、肩をすくめてみせるカウ・ガール姿のウエイトレス。 …このあたりのちょっとした描写も凝っているなあ。 陰からハヤトとアスカ(三石琴乃)をこっそり見守り、 「二人とも、大きくなったな…」 と、思わせぶりにつぶやくこの男の正体は…? 声の担当はアスカの行方不明の兄、菅生修と同じ速水奨氏だが、これはおそらく人手が足りなかったのだろう。 ちなみにナレーションも速水氏だ。 「兄さん、観ててくれるかな…」 と写真を見てつぶやくアスカを陰から見守る、サングラスをかけたおさ…いや、ナイト・シューマッハである。
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塩田明彦・著「映画術 その演出はなぜ心をつかむのか」| 基本はサソリくんとカエルくん。

『抱きしめたい』(2014)、『どろろ』(2007)、『この胸いっぱいの愛を』(2005)などでおなじみ、塩田明彦監督の著書。 俳優を目指す学生さんへの講義をまとめたもので、役者志望の方はもちろん、一般の映画ファンにとっても実にためになることが満載だ。 くわしい解説が為されている映画は以下の通り。 『サイコ』(ヒッチコック) 『流れる』、(成瀬巳喜男) 『散り行く花』(W・D・グリフィス) 『秋刀魚の味』(小津安二郎) 『許されざる者』(クリント・イーストウッド) 『スリ』(ロベール・ブレッソン) 『曽根崎心中』(増村保造) 『座頭市物語』(三隅研次) 『大菩薩峠』(内田吐夢) 『復讐は俺に任せろ』(フリッツ・ラング)
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「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」第09話感想「ハヤト、お前は俺たちの夢なんだぜ」

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映画『女の園』(1954・日本) ネタバレ感想。

今日、5月16日は田村高廣の命日。 (没年月日 2006年5月16日 満77歳没 ※Wikipediaより) 偉大なる俳優を偲んで、映画デビュー作となる『女の園』を鑑賞した。 女の園|木下惠介の全作品 木下惠介生誕100年|松竹株式会社 ...
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「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」第08話感想「ここで負けたらリタイヤと一緒だ!」

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『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981・アメリカ)から始めよう

今日、5月15日は映画監督ジョン・グレンの83回目の誕生日ということで、 『007 ユア・アイズ・オンリー』を鑑賞した。 ジェームズ・ボンド役を務めるのはロジャー・ムーア。 50歳を3つ4つすぎたイギリスの秘密情報部員ということになるわけだが… いやあ、動く、動く! アクションはスタントマンがやっているのだろうが、とにかく行動しまくる。 屋内にいることがほとんど無いという印象さえ受ける。 山へ登り、ヘリで飛び、ボートに引っ張り回され、スキージャンプもこなし、車をひっくり返し、アイスホッケー選手にタックルされまくり、もう大変である。
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