2015-04

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『黄色いからす』(1957) 戦後から高度成長へのはざま。

明日は、名匠・五所平之助監督の命日。 (1981年5月1日 満79歳没 Wikipediaより) 日本初のトーキー作品、 『マダムと女房』(1931) 田中絹代が可憐な、 『恋の花咲く 伊豆の踊子』(1933) 桑野通子が凜々しい、 ...
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母なる地球を思わせる『知りすぎていた男』(1956・アメリカ)

今日はアルフレッド・ヒッチコック監督の命日。(1980年4月29日 満80歳没 Wikipediaより) ドリス・デイが歌う「ケ・セラ・セラ」で有名な『知りすぎていた男』を観てみた。 最初のオーケストラの演奏シーンから意表を突かれてしま...
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「映画評論家 岸松雄の仕事」小津安二郎、清水宏、佐分利信ほか貴重インタビュー満載の評論集

岸松雄の評論&インタビュー集。 顔ぶれが凄い。 ざっと挙げてみると… 内田吐夢 五所平之助 伊藤大輔 牛原虚彦 小津安二郎 稲垣浩 山上伊太郎 溝口健二 清水宏 成瀬巳喜男 マキノ雅弘 佐分利信 衣笠貞之助 今井正 作品・作家論で取りあ...
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映画『ミュンヘンへの夜行列車』(1940・イギリス)極上のエンタメはミステリの香りを放つ。

今日はキャロル・リード監督の命日。 (1976年4月25日、満69歳没 Wikipediaより) 『第三の男』が何と言っても有名だけれど、負けず劣らずの傑作『ミュンヘンへの夜行列車』を久しぶりに観てみた。 いやあ、これは絶品。 極上のミ...
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「ルビッチ・タッチ」ハーマン・G・ワインバーグ(著),宮本高晴(訳)

ファン待望の一冊が刊行された。 ただひたすら感謝、感謝。 現在、日本で比較的容易に入手できるルビッチ映画は約20本ほど。 それだけでも大変ありがたいことだが、まだ半分以上も(!)日本未発売、あるいは絶版となっている映画がある。 ファンとし...
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『青髭八人目の妻』(1938) ルビッチより濃いワイルダー色。

ルビッチ作品ではなく、ワイルダー作品と思いたい。 ルビッチ映画の主人公が「金のために結婚する」なんて考えられない。 いや、私がどう考えようと、現にこの映画があるのだけれど。 ほかにも男性が女性に平手打ちを見舞ったり、お尻ペンペンしたりと...
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映画『東京の英雄』(1935・日本) 清水宏監督の社会派ドラマ。

オープニングで子どもたちが空き地で遊んでいたり、 ほのぼのとした雰囲気で始まるのでホームコメディかと見誤ってしまった。 さらにタイトルが『東京の英雄』ときているので、 『花形選手』か『大学の若旦那』のノリを期待された方も多かったことと...
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映画『淑女超特急』(1941・アメリカ) ネタバレ感想。

初見の印象は良くなかったけれど、何回か観ているうちに面白くなってきた。 ピアニスト役のバージェス・メレディスってどんな映画に出てるんかいなとググってビックリ! なんとあの『ロッキー』のコーチ、ミッキーだったとは! ぜんっぜん気づかなかった...
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『ロイヤル・スキャンダル』『クルニー・ブラウン』『あのアーミン毛皮の貴婦人』

体調の悪化や、プロデューサーのごり押しキャスティングなど、様々な要因があったのだろう、ルビッチ監督最後の3作品は不調に終わってしまった。 簡単に触れて終わらせたいと思う。 まずは『ロイヤル・スキャンダル』(1945・アメリカ) 監督...
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『ニノチカ』(1939・アメリカ)

破顔一笑するだけで、世界を幸福にできる女優はグレタ・ガルボくらいのものではないか。 ソ連よりの使者、鉄面皮の女ニノチカ(G・ガルボ)がついに笑うに至るまで、エルンスト・ルビッチ監督がどのように周到な仕掛けを施しているかを見ていきたい。 ...
男はつらいよ

『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』17作目(1976・日本)宇野重吉から太地喜和子につなぐ色彩

マドンナ = 太地喜和子 ゲスト = 宇野重吉、岡田嘉子 貧乏老人が実は日本一の画家だったという、落語の名匠ものを地で行く展開。 …と思わせておいて、ひとひねりさせているところが、さすがの山田洋次&朝間義隆ご両人の手練れのなせる技か。 ...
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映画『流れる』(1956) 溺れる者。岸でそれを見ている者。

田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、栗島すみ子がひとつのフレームに収まっている映画などあるわけがないと思っていた。 そしたら本当にあったのでビックリ。 さらに杉村春子、岡田茉莉子まで出ている。 そして男優陣は宮口精二、加東大介という信じられない...
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上質な時間、『モンテカルロ』(1930・アメリカ)

豪華な結婚式。そこにいきなりの雷雨。 いつの間にか花嫁がいない。 かなり年のいった花婿がオロオロしている。 この時、彼は何と言ったか。 「パパ! パパ!」 超大金持ちなのに、なぜ花嫁に逃げられたのか。 この一言ですべて察しがつく。さす...
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『銀座カンカン娘』(1949) 古今亭志ん生の貴重映像。

高峰秀子と古今亭志ん生が茶の間に並んで座っている。 これ、奇跡じゃないのね。 五代目古今亭志ん生の映像はわずかしか残っていない。 たまにテレビで見ることができるのは「風呂敷」を演じている映像だ。 私は寡聞にしてそれより知らなかったのだけれ...
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『山の王者』(1929・アメリカ) 野性味あふれるジョン・バリモア。

ジョン・バリモアという人を初めて観た。 ドリュー・バリモアのおじいさんだそうな。 もちろん本作の中のJ・バリモアは美青年である。 大久保清朗氏のDVD解説によると、本作は会社との契約履行のためにいやいや作られた作品で、ルビッチと主演二人は...
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