2015

no_category

人生がときめく貴志祐介「エンタテインメントの作り方」の魔法

「小説の書き方」ではなく、「エンタテインメントの作り方」とするところが、貴志祐介氏のただ者では無さっぷりを感じさせる。 文筆業のみならず、クリエイターを目指す人ならば、なにかしら得るものはあると思う。 (以下、引用) 新しい作品に取り...
no_category

『小島の春』(1940・日本)が初めての人に教えてあげたいちょっとしたこと

昭和15年(1940)キネマ旬報ベストテン第一位作品。 主演は夏川静江。 本作に高峰秀子は出演していない。 しかし、彼女が女優開眼するきっかけとなった重要な作品としても、本作は知られている。 高峰秀子の自伝「わたしの渡世日記(上)」の中...
no_category

映画『お加代の覚悟』(1939) 戦前の日本女性の品の良さ。

(ネタバレあります!) 1時間弱の小品。 なので話は至ってシンプル。 若旦那(上原謙)にほのかな想いを寄せるお加代(田中絹代)。 ↓ 失恋 ↓ 芸の道に生きる決心をするお加代 といった流れで、恋のライバルや交際に反対する肉親とか、話を...
no_category

映画『花嫁人形』(1919・ドイツ) 「あらゆる点で大成功」ルビッチお気に入りの一本。

100年近く前に作られた映画なのに、めちゃめちゃ面白い。 これほど愛くるしい作品もそうないだろう。 日本語字幕がついていないので、いちいちDVDをとめ、ネットで翻訳しながら観たのだが、それだけの価値は充分あった。 女性恐怖症(?)の青年が...
no_category

「ひめゆり教師の手紙」玉代勢秀文・著|最後まで日本の勝利を信じて。

戦争当時の沖縄の状況が生々しく伝わってくるという点で、資料としても貴重だし、なにより遠く離れて暮らしている奥さまと子どもさんへの愛情にあふれていて、涙を誘う。 いうまでもなく戦時中の手紙はすべて封を切られ、憲兵に検閲されていた。 それを考...
no_category

『村の花嫁』(1928・日本) フィルム、現存せず。

五所平之助監督作品『村の花嫁』のフィルムは現存していない。 今となってはキネマ旬報別冊「日本映画代表シナリオ全集5」をひもといて、映像を想像するよりない。 簡単にあらすじを追っていく。 とある村で床屋を営んでいる家族がある。 評判の美人...
no_category

もう一度「沖縄 悲遇の作戦―異端の参謀 八原博通」稲垣武・著の意味を考える時が来たのかもしれない

第二次世界大戦、最後の戦場となった沖縄では、住民の方たちが大変な巻き添えにあった。 そのとき日本軍は何をしていたのか、ひめゆり関連の本を読んでもそのあたりがよく分からなかった。 本に出てくるのは負傷兵、あるいは鬼畜のような日本兵、あるいは...
no_category

『廃市』(1984・日本)…悪くないですね…フフ…

no_category

『市民ケーン』(1941) 若き日のアグネス・ムーアヘッド。

明日、10月10日はオーソン・ウェルズ(1915-1985)の命日ということで『市民ケーン』を初鑑賞した。 たった数秒間の映像に、いったいどれほどのお金をつぎ込んでいるのか。 まずそれに度肝を抜かれる。 ストーリーは、ある独善的な新聞王...
no_category

映画『沖縄健児隊』(1953) 戦車の下に飛び込んでいった少年たち。

太平洋戦争と沖縄というと、ひめゆり学徒隊がまず思い浮かぶ。 ひめゆりに関する本、ドラマ、映画はかなりの数にのぼるので、それらに触れているうち、もう当時の沖縄のことが分かったような気になってしまう。 こんなことではいけないと、本作『沖縄健...
no_category

『孤独な場所で』(1950) ハンフリー・ボガートは落ち目の脚本家役。

明日、10月5日はグロリア・グレアム(1923-1981)の命日。 いぜん、『復讐は俺に任せろ』を観て、一発でファンになってしまった。 本作はハンフリー・ボガートとの共演ということで期待してみたのだが…今ひとつ嵌まれなかった。 (以下...
no_category

『この広い空のどこかに』(1954・日本) 高峰秀子がうますぎる。

明日、10月4日は小林正樹監督(1916-1996)の命日ということで、『この広い空のどこかに』を観賞。 じつはその前に同監督作品『あなた買います』(1956)という、プロ野球スカウト合戦を描いた映画を見たのだけれど、あまり感ずるところが...
no_category

映画『若草物語』(1949・アメリカ)の世界

明日10月3日はジャネット・リー(1927-2004)の命日。 ということで『若草物語』を観賞した。 ジャネット・リーは4人姉妹の長女メグ役を好演。 しかしなんといっても圧巻は次女ジョーを演じるジューン・アリソン。 ツカミでいきなり転ぶ...
no_category

映画『港の日本娘』(1933・日本) ネタバレ感想。

本日は、26歳という若さで惜しまれつつ世を去った女優、及川道子(1911-1938)の命日ということで、残された数少ない作品の中から『港の日本娘』を鑑賞した。 横浜(ハマ)、恋愛(こひ)などの字幕がなんとも洒落ている。 ときにはフォントの...
no_category

『スパルタカス』(1960・アメリカ)が想像以上に凄い件について

本日はトニー・カーティスの命日ということで、『スパルタカス』を観賞。 主演はカーク・ダグラスで、トニーは脇役だが。 なんと物語が始まるまで前奏だのなんだので、6分以上も待たねばならない。 これはつらい3時間16分になるかと思われたが、話が...
タイトルとURLをコピーしました