2010-03

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「この落語家に訊け! いま、噺家が語る新しい落語のかたち」 広瀬和生|落語の伝道師が噺家たちの了見を暴き出す

2,100円(税込)は高い。…と思ってしまうワタシはそうです、ビンボー人です。いちばん印象に残ったのは、柳家喬太郎が語る柳家小三治のエピソード。柳家三三の真打ち襲名披露の席で舞台の背後に張られた幕に、ごひいき筋の名前がずらっと並べて書かれていることに触れ「こういうことをするからダメなんです」と、ビシッと言い放ったんだそうですね。こういう了見にしびれます。要するに「お前さんは、誰に向けて落語を語っていくのか」ということだと思うんです。
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映画『NINE』|豪華女優陣のセクシー振り付きカラオケ大会かと思いきや…男性必見

劇場予告編から察するに、豪華女優陣の振り付きカラオケ大会だろうと 高をくくっていたが、悪くない映画だった。 ミュージカル部分については ケイト・ハドソンを始め、俳優陣の歌とダンスはかなりのもの。 彼らの頑張りにくらべ、振り付けや音楽に 新し...
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『インビクタス/負けざる者たち』|ネルソン・マンデラのゆるぎなき信念を伝える映画

1995ラグビー・ワールドカップをきっかけに、南アフリカの黒人と白人が仲良くなっていくお話、 かと思ったら、もうちょっと話は複雑で… やられたらやり返していい、という考え方は、どの国においても ある程度のコンセンサスを得ていると思う。 もっ...
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「パラドックス13」 東野圭吾・著|災害小説と割り切って楽しみましょう。

13秒間の時空的矛盾が地球を襲った直後、ほとんどの人類が消滅した。 わずかに残されたのは、その13秒の間に、死亡していること という条件を、偶然にも満たしていた生物だけであった。 この物語は、彼らがその後に歩んだ数奇な運命の記録である… と...
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“本気”の八百長というのもある。「流血の魔術 最強の演技」 ミスター高橋・著

素直に信じていたワタシが悪かったのね。 でも、だますのなら最後までだましてほしかった… と、捨てられ女のような気分。 金曜8時になるのをワクワクしながら待っていた あの頃はもう帰ってこない。 でもねえ、そんな八百長はびこる世界とはいえ、ブル...
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『パピヨン』を観たよ~ん。あと『アバター』も

まさか『パピヨン』をスクリーンで観ることができるとは 思ってもいませんでした。(しかも1000円で) 今、「午前十時の映画祭」という 非常によろしい企画がもよおされていることを 最近知ったのです。 午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本 ...
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「カッコウの卵は誰のもの」 東野圭吾・著|スポーツ小説だと思って楽しみましょう

「容疑者Xの献身」 を星5つとするなら、これは星2つかな。 いや、徹夜を強いられるくらい面白かったんですよ。 でもこの人には1ランクも2ランクも 上を求めてしまうのです。 次回作、期待しています。 内容紹介 (amazonより引用) スキー...
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「落語家はなぜ噺を忘れないのか」柳家花緑・著|努力を怠らない人。

落語界の貴公子、柳家花緑である。 タイトルから察するに、記憶術の本かと思ったら、そうでもなかった。 どちらかといえば落語エッセイみたいな。 柳家小三治、古今亭志ん朝、立川談志、志らく、談春、桂小金治らのエピソードがよい。泣ける。 もうそれだ...
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「ろんだいえん―21世紀落語論」 三遊亭円丈・著

いくつになってもとんがっていらっしゃる。 春風亭小朝批判炸裂。 「円丈以前、円丈以後」 ということを言い始めた人を恨んでいる。 “なぜ「円丈中」がないんだ? "と。 (師匠、最大級の賛辞だと思いますけど) 記憶力などの衰えを自覚しながらも、...
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